DATE : 2007/01/09 (Tue)
◎日経平均 17237.77(+146.18) +0.86%
◎TOPIX 1692.12(+ 16.79) +1.00%
◎ジャスダック平均 2137.99(+ 0.99) +0.05%
◎東証1部売買代金 2兆8525億円
◎東証1部売買高 20億5193万株
●本日の東京株式市場、日経平均株価は反発。前週末比146円高の17,237円で
取引終了。TOPIXも、反発した。
~ 前場 ~
●本日の東京株式市場は、先週末の株式相場急落の流れを引き継ぎ、売り先
行で取引開始。
●日経平均は前週末比72円安の17,018円で寄り付くと、さらに下げ幅を拡大。
107円安の16,983円まで下落し、昨年12月22日以来ぶりに、17,000円を割り
込んだ。
値がさのハイテク株や自動車株など輸出株の一角に売りが膨らみ株価指数
を押し下げた。
●しかしながら、17,000円を割り込んだ局面では押し目買いも入り下げ渋る
と、日経平均先物への買い戻しが主導する形で一気に切り返す動きに。
●鉄鋼株が買われ、昨今出遅れていた大手銀行株、保険株など内需株が堅調。
自動車やハイテク株など輸出関連株も次第に買い直されるなど、幅広い銘
柄に買いが広がった。
●前場、日経平均は118円高の17,210円で前引けに。
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~ 後場 ~
●後場に入っても堅調な動きとなったが、日経平均17,200円を超えた水準で
は戻り待ちの売り、利益確定売りがきつく、上値の重い動きに。
●方向感の乏しい展開だったが、鉄鋼株、銀行株など内需株の堅調が相場を
支え、高値もみ合いのまま引終了。
●新興3市場は終日軟調な相場展開。
ジャスダック平均は大引け間際に戻して小反発。
マザーズ指数は3日続落。ヘラクレス指数続落。
【 セクター、個別銘柄の動き 】
↑ JFEHD、新日鉄、神戸鋼、住金、中山鋼など鉄鋼株が急反発。
↑ 三菱UFJ、みずほ、りそななどの銀行株や、三住海上、T&DHD、
ミレアHD、損保JPNなど生損保株も高い。
↑ 旭硝子、日電硝子、ガイシ、TOTOなどガラス土石株も堅調。
↑ 北米でのPS3販売好調、GS証券による投資判断引き上げを好感し
てソニーが急伸した。
《 一方 》
↓ トヨタ、マツダ、スズキなど自動車株の一角が軟調。
↓ 武田薬、キッセイ薬、ロートなど薬品株の一角も軟調だった。