DATE : 2007/01/11 (Thu)
◎日経平均 16838.17(-104.23) -0.62%
◎TOPIX 1656.72(- 6.28) -0.38%
◎ジャスダック平均 2134.35(- 1.04) -0.05%
◎東証1部売買代金 2兆4037億円
◎東証1部売買高 20億7004万株
●本日の東京株式市場、日経平均株価は続落。前日比104円安の16,838円で
取引終了。TOPIXも続落した。
~ 前場 ~
●本日の東京株式市場は、前日に日経平均で300円近く大幅下落した事から
の自律反発狙いの買いや、昨日の米国株式相場が上昇した事を受けて、
まずは買い先行で取引開始。
●日経平均は前日比15円高の16,958円で寄り付くと上げ幅を拡大。
●鉄鋼株が買い直され、ドル円相場での円安基調を受けて自動車やハイテク
株など輸出関連株もしっかり。幅広い銘柄に買いが広がった。
●日経平均は上げ幅を100円以上に広げ、115円高の17,057円まで上昇。
●しかしながら、買い一巡後は先物に大口の売りが断続的に入り急落し、
一気に30円安の16,911円まで下落。
●その後は押し目買いも入り、17,000円を挟んでのもみ合いとなり、上下に
荒い値動きとなった。
●前場、42円高の16,984円で前引けに。
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~ 後場 ~
●後場に入ると、しばらくもみ合ったものの、17,000円のラインに戻せない
上値の重い動きとなると、先物にまとまった売りが続き下落へ。
●特に、金融株や不動産株、小売株など内需株が大きく売りに押された。
●日経平均は、25日移動平均線を下回ると下げを加速し、183円安の16,758円
まで下押す局面も。
●大引けにかけては買い戻しも入り、下げ幅を縮めて取引終了となった。
●新興3市場はいずれも続落。ただ、昨日に続き下げ幅は限定的。
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【 セクター、個別銘柄の動き 】
↓ イオンクレ、プロミス、OMCカードなどのノンバンク株、野村HD、
岡三証、松井証などの証券株、あいおい、日本興亜といった生損保株な
ど、金融株の下げがきつい。
↓ NTT都市、東急リバ、住友不、東京建物など不動産株も弱い。
↓ ベスト電、ヤマダ電、ケーズデンキ、エディオンといった家電量販店株
はじめ、小売株の一角も軟調。
↓ 沢井薬、中外薬、エーザイ、アステラス薬など薬品株も売られた。
《 一方 》
↑ 新日鉄、JFEHD、神戸鋼、住金などの鉄鋼株が買い直された。
↑ 王子紙、紀州紙、大王紙、日本紙など紙・パルプ株も堅調。
↑ 板硝子、日電硝子、旭硝子などガラス土石株の一角も堅調。
↑ ホンダ、日産、マツダ、ダイハツなど自動車株の一角もしっかりだった。