DATE : 2007/01/05 (Fri)
◎日経平均 17091.59(-262.08) -1.51%
◎TOPIX 1675.33(- 23.62) -1.39%
◎ジャスダック平均 2137.00(- 3.85) -0.18%
◎東証1部売買代金 2兆8215億円
◎東証1部売買高 21億5383万株
●本日の東京株式市場、日経平均株価は6日ぶりに大幅反落。前日比262円安
の17,091円で取引終了。TOPIXも、6日ぶりに大幅反落した。
~ 前場 ~
●本日の東京株式市場は、前日まで日経平均で5連騰となっていた事からの
高値警戒感や、国際商品相場の急落、ドル円相場での円高基調などを嫌気
して、朝方からやや売り先行で取引開始。
●日経平均は前日比38円安の17,315円で寄り付くともみ合いに。
●石油株や鉄鋼株、商社株などの資源関連株が売りに押されたものの、大手
銀行株や通信株、ハイテク株の一角、原発関連株などがしっかりで相場を
支えた。
●しかしながら前場中頃から、日経平均先物にまとまった売りが断続的に出
て、下げ幅を拡大。
●北朝鮮で核実験実施準備との報道もあり、地政学的リスクの高まりも売り
材料に。
●昨今大きく上昇してきた鉄鋼株や自動車株などに利益確定売りが膨らみ、
株価指数を押し下げ、日経平均は右肩下がりの急落商状。
●前場、321円安の17,032円で前引けに。
~ 後場 ~
●後場に入っても軟調な動きが継続。
●東京マーケットは3連休前とあって積極的な押し目買いも見られず、上値
の重い、戻りの鈍い動きに。
●日経平均は343円安の17,011円まで下げ幅を拡大し、17,000円台割れ寸前
まで下落する局面も。
●大引けでは買い戻しも入ってやや下げ幅を縮め取引終了。
●新興3市場も揃って下落。
ジャスダック平均、ヘラクレス指数は3日ぶり反落。マザーズ指数は続落。
【 セクター、個別銘柄の動き 】
↓ 新日鉄、住金、JFEHD、合同鉄、太平金など鉄鋼株が軒並み安に。
↓ NY原油先物相場の急落を受けて、出光興産、AOCHD、新日鉱HD、
新日石、コスモ石など石油株も全面安。
↓ 石油資源、国際帝石、ガス開など資源開発株も全面安。
↓ 住友商、三井物、三菱商、丸紅、伊藤忠など商社株の下げもきつい。
↓ ドル円相場での円高基調を嫌気して、トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スズ
キ、マツダといった自動車株や、デンソー、豊田合など自動車部品関連
株も売られた。
《 一方 》
↑ プロミス、アイフル、アコム、イオンクレ、オリックスなどのノンバン
ク株が買われた。
↑ 王子紙、大王紙、三菱紙、日本紙など紙・パルプ株もしっかり。
↑ 丸井、西友、伊勢丹、バロー、しまむらなど小売株の一角も堅調だった。