DATE : 2007/01/22 (Mon)
◎日経平均 17424.18(+113.74) +0.66%
◎TOPIX 1730.33(+ 16.12) +0.94%
◎ジャスダック平均 2209.00(+ 17.75) +0.81%
◎東証1部売買代金 2兆5658億円
◎東証1部売買高 20億2613万株
●本日の東京株式市場、日経平均株価は反発。前週末比113円高の17,424円で
取引終了。TOPIXも反発した。
~ 前場 ~
●本日の東京株式市場は、先週までの強い地合に加え、ドル円相場での円安
基調継続、寄り前外資系証券の大幅買越し観測などを好感して、買い先行
で取引開始。
●日経平均は前週末比119円高の17,429円で寄り付いた。
●自動車株や主力ハイテク株が堅調な動きとなり、また、鉄鋼株、不動産株
や証券株など内需株も堅調な動きとなるなど、幅広い銘柄が物色された。
●朝方の買い一巡後は、ハイテク株など主力株の一角には利益確定売りが出
て上値の重い動きとなったが、全般に、今後発表される企業の決算発表内
容に対する期待も高く、底堅い展開に。
●株価指数は高値もみ合いとなり、日経平均は前場、112円高の17,423円で
前引けに。
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~ 後場 ~
●後場に入っても、高値もみ合い継続。
●銀行株や不動産株など内需系株の堅調な動きが続き、日経平均は174円高の
17,484円まで上昇する局面もあったが、17,500円に迫った局面では売り圧
力も強く、押し戻された。
●新興市場に利益確定売りが広がった事も、相場のセンチメントをやや弱め
た。
●ただ、上値は重いものの、買い意欲の強い底堅い動きは続き、高値もみ合
いのまま取引終了となった。
●日中の日経平均の高安の差は、僅か83円だった。
●新興市場は高安まちまち。ジャスダック平均は7連騰。
マザーズ、ヘラクレス各指数は、5日ぶりに反落した。
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【 セクター、個別銘柄の動き 】
↑ 住金、JFEHD、新日鉄、神戸鋼、太平金など鉄鋼株が強い。
↑ 相場の堅調な地合を好感して、野村HD、松井証、新光証、岡三証など
証券株も堅調。
↑ 菱地所、東京建、三井不、リサパートナーなど不動産株が、先週末に続
き堅調。
↑ 三菱UFJ、みずほ、三井住友、りそななど銀行株も高い。
↑ 双日、伊藤忠、丸紅、三菱商など商社株も買われた。
《 一方 》
↓ 名古屋地下鉄工事を巡る談合疑惑から、大林組、鹿島、清水建など大手
建設株が売られた。
↓ HOYA、ニコン、京セラ、TDKなどハイテク株の一角も軟調だった。